2010年11月24日、北朝鮮による韓国・延坪島への砲撃事件を受け、北京の各旅行会社は韓国と北朝鮮の軍事境界線上にある板門店などを見学するオプショナルツアーの中止を決定した。法制晩報が伝えた。

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北京の旅行関係者によると、23日に砲撃のあった場所はツアー客が見学する観光地とは離れているが、安全面への心配から客足が減少することは必至とみられている。華遠国旅の孫麗嬋（スン・リーチャン）市場部長によると、ツアーには必ず板門店や北朝鮮を望む「統一展望台」が組み込まれているが、「現在の情勢からみて、これらの場所は決して安全とは言えない」という。

記事によると、北京のほぼすべての旅行会社が朝鮮半島の緊迫化に懸念を示しており、ツアーの見直しを行っている。（翻訳・編集/NN）