2010年11月23日、香港紙・明報によると、香港では15〜19歳女性のいわゆる「できちゃった結婚」が急増している。シンガポール華字紙・聯合早報（電子版）が伝えた。

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記事によると、香港では近年、出生率が再び上昇に転じたが、15〜19歳の既婚女性による出産数の増加幅が他の年齢層の女性と比べ突出しており、これが全体を底上げした形だ。この年齢層の結婚はほとんどがいわゆる「できちゃった結婚」とみられる。

統計によると、15〜19歳女性の1000人あたりの出生数は1981年には349人だったのが2006年には668人に増加、25年でほぼ倍増した。20〜24歳の出生率は25年で16％減、25〜29歳は同27％減、30〜34歳は同3．6％増、35〜39歳は同32％増だった。

だが、香港社会の高齢化は止まらない。1981年の出生数は8万6000人だったのが、2003年には4万7000人にまで減少。昨年は8万2000人にまで持ち直したが、うち3万7000人は中国本土女性だった。香港女性の出生率は35〜39歳が81年比25％増だった以外は、すべての年齢層で減少している。（翻訳・編集/NN）