<中華経済>なるべく早急に追加利上げを、人民銀政策委員がインフレ警戒―中国

Record China    2010年11月23日(火) 5時52分

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22日までに、中国人民銀行(中央銀行)の夏斌・金融政策委員は、インフレ圧力を抑えるため、預金金利が物価上昇率を下回る実質マイナス金利の状況を転換し、なるべく早急に再度の金利引き上げを行うべきだとの考えを示した。

2010年11月22日までに、中国人民銀行(中央銀行)の夏斌・金融政策委員(国務院発展研究中心金融研究所所長)は、インフレ圧力を抑えるため、預金金利が物価上昇率を下回る実質マイナス金利の状況を転換し、なるべく早急に再度の金利引き上げを行うべきだとの考えを示した。中国の複数のメディアが伝えた。

夏氏によると、今年10月の消費者物価指数(CPI)が4.4%となり、来年もインフレ圧力が増大する見通しで、市民の利益に直接影響する恐れがある。米国の量的緩和第2弾(QE2)で世界的に過剰流動性が高まる中、中国経済の安定した発展のため、果断な措置が必要だという。

人民銀行は10月19日、預金・貸出の基準金利(市中銀行の金利)を0.25%ずつ引き上げると発表した。利上げは07年12月以来、2年10カ月ぶりとなった。(翻訳・編集/JX)

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