2010年11月20日、中国の人気女優リー・ビンビン（李冰冰）が台湾最大の映画祭「第47回金馬奨」に登場。出演最新作の米中合作映画「雪花と秘文字の扇（雪花与秘扇）」について語った。聯合報が伝えた。

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当初はチャン・ツィイー(章子怡)の主演が発表されていた米中合作映画「雪花と秘文字の扇」だが、その後になってツィイーの降板、そしてリー・ビンビンの登板が明らかに。同作は、「米メディア王」ルパート・マードック氏の妻ウェンディー・デン氏とツィイーが共同設立した映画会社が製作を手掛ける。当初のキャスティングはそうしたことが背景にあったが、昨年末から浮上したツィイーの不倫疑惑など一連のスキャンダルを嫌ったデン氏が、降板を指示したとされている。

さらにマードック氏とデン氏夫妻は、ツィイーの元婚約者で実業家ビビ・ネヴォ氏と親しい関係。ツィイーが同氏と破局したことで、「お払い箱」状態になったと報道されている。

ツィイーから主演を“奪った”とされるリー・ビンビンだが、この微妙な話題について「製作側からオファーしてきたもので、自分から奪ったわけじゃない」とコメント。デン氏直々のご指名とされるビンビンだけに、今後はツィイーに取って代わり、国際派女優への道が有望視されている。（翻訳・編集/Mathilda）