2010年11月19日、法制晩報は記事「ギニアで騒乱＝中国大使館は中国人帰国支援の準備」を掲載した。

15日、ギニアでは大統領選の決戦投票結果が告示され、野党・ギニア人民結集党が勝利したと発表された。この結果にディアロ元首相は選挙に不正があったと主張。その支持者と治安部隊の衝突が繰り返されるなど、混乱が広がっている。17日までに10人が死亡、200人が負傷したと見られる。2008年の軍事クーデター以来、政権を掌握していた暫定軍事政府は非常事態宣言を発令。夜間外出を禁止した。

ディアロ前首相支持者は刃物などを武器に市民を襲撃、強盗や殺人などを繰り返しているという。事態の悪化を受け、在ギニア中国大使館は中国人帰国支援プランを準備。さらに事態が悪化した場合に備えている。（翻訳・編集/KT）