<レコチャ広場>米国に留学する中国人、前年比30%増=元高も要因―中国

Record China    2010年11月18日(木) 15時41分

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16日、中国人の海外留学問題に詳しい王輝耀氏が「在米中国人留学生は前年比30%増で最多に」と題した記事を中国のブログサイトに掲載した。写真は10月に北京で開かれた留学説明会。

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2010年11月16日、中国人の海外留学問題に詳しい王輝耀(ワン・ホイヤオ)氏が「在米中国人留学生は前年比30%増で最多に」と題した記事を中国のブログサイト・新浪博客に掲載した。以下はその内容。

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米国際教育研究所が15日に発表した報告によると、2009年〜2010年度に米国に留学した中国人学生は前年比30%増の12万8000人に上った。中国人学生が占める割合は全体の19%で首位、2位はインド(15%)、3位は韓国(10%)だった。

米国が2009年に受け入れた外国人留学生は69万1000人で世界最多。過去10年間で26%増加した。これは米国の大学教育がそれだけ魅力的だということだ。留学生の大半はビジネス、管理、工学、スポーツ、バイオサイエンス、数学、コンピューターを専攻している。米商務省によると、外国人留学生が米国経済に貢献する額は年間200億ドルに上る。

これとは反対に2008年〜09年に海外留学に出た米国人学生は26万人で、前年より若干減少。不況が影響しているようだ。米国人学生の人気留学先は英国、イタリア、スペインだったが、最近はペルー、韓国、チリ、アルゼンチン、南アフリカが増えているという。

米国に留学する中国人学生が増えた理由は、元高のほか、中国の教育に競争力が欠乏していることと中国における英語の普及率が上がってきたこととも関係あるだろう。不況が続く米国は今、大手を広げて中国人留学生を歓迎するようになった。今年はさらに多くの中国人留学生が米国に渡るだろう。(翻訳・編集/NN)

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