Record China 2010年11月10日(水) 14時16分
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10月29日、投資銀行ゴールドマン・サックスのアナリストが、2000年から09年までの10年間における世界GDP成長率に対する中国の寄与度が20%を超え、米国をわずかながら上回ったと発言した。輸出する中国の大型風力発電設備。
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2010年10月29日、投資銀行ゴールドマン・サックスのアナリストであるアビー・コーエン氏は、2000年から09年までの10年間における世界GDP成長率に対する中国の寄与度が20%を超え、米国をわずかながら上回ったと発言した。10月30日付で中国新聞社が伝えた。
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コーエン氏によると、ゴールドマン・サックスのロンドン研究チームは10年前からデータ収集を開始。中国の寄与度は全体では米国を上回っているものの、EUでは米国の3分の1にとどまっている。また、同期間におけるBRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)の世界GDP成長率に対する寄与率は35%に達したという。
同氏は、08〜09年にかけて米国経済が一時的にマイナス成長を記録したものの、今年のGDP成長率は2.6%、来年も1.8%程度になると予測され、金融危機の影響を脱したとの見解を示した。二番底はないとの強気の見方だ。
同氏はさらに、中国は強大な輸出国だが米国も同じだと指摘。サブプライムローン破綻前は毎年10%近い輸出成長率を保持しており、現在も米国経済成長のけん引力となっていると述べた。(翻訳・編集/津野尾)
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