Record China 2010年11月10日(水) 15時50分
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8日、米コンサルティング会社の報告によると、中国は今後10年以内に半数の家庭が中産階級に属し、15年には日本を抜いて世界2位の消費大国になるという。資料写真。
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2010年11月8日、米国最大のコンサルティング企業ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)が発表した報告書によると、20年には中国の半数の家庭が中産階級に属しているという。中国経済網が伝えた。
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報告書では、中国における中産階級以上の国民は今後10年で2億7000万人増え、合計4億人を突破すると予測。その70%が地方都市に集中するとみている。中国の中産階級についてBCGは「世帯年収が6万〜10万元(約73万〜120万円)まで」と定義。現在の中国では中産階級は全家庭の24%にすぎないが、20年には51%に上昇。さらに現在は世界の市場消費総額の9%を占める中国だが、15年には日本を抜いて世界2位の消費大国に。20年には22%となり、1位の米国(35%)を追う形になっている。
BCG香港事務所の廖天舒(リウ・ティンシュー)氏は「不動産価格の上昇や世界的な金融危機の影響を強く受ける都市部では富裕層、中産階級の消費が消極的になっているが、地方中小都市では今後も消費活動が活性化の一途をたどる」と話している。(翻訳・編集/本郷)
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