Record China 2010年11月8日(月) 23時6分
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5日、環球時報は北京在住のフリーライターによるコラム「日本と中国、独女の違いはどこに?」を掲載した。経済発展の度合いは異なる両国だが、独身女性が増加する状況は同じようだ。写真は結婚相手を募集する富豪のもとに続々と応募してきた中国女性たち。
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2010年11月5日、中国紙・環球時報は北京在住のフリーライターによるコラム「日本と中国、独女(売れ残りの独身女性)の違いはどこに?」を掲載した。経済発展の度合いは異なる両国だが、ますます多くの女性が結婚を選ばず、あるいは結婚に至らず独身のままでいる割合が高まっているという状況は同じようだ。
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「独女(中国語では「剰女」…余った女性の意味)」とは、決してモテない女性とは限らない。むしろ、高学歴高収入、知的で都会的で容姿も悪くない女性も多い。コラムではしかし、「日本の独女のほうがより婚活に必死」としている。
結婚紹介所主催のパーティーや合コン、異業種交流会、はたまた農村に出向いてのお見合いなど…彼女らは大きくわけて2つのタイプがある。1つ目は「専業主婦願望型」。夫の収入に頼り、シーズンごとに洋服を新調、年に1回の海外旅行…そんな願望に応えられる男性は今のご時世、そうそうはいるまい。もう1つは、「高キャリア型」。あまりに有能でキャリアも前途洋洋、収入も男性以上…これでは男性がおじけづいてしまう。
コラムの筆者は、「日本の独女増加の原因は男性側にある」とした。以前ほど給与水準の高くない現代社会。収入は低く、従って自信もなく、かといって男性としてのプライドも捨てられない日本男子。自分よりも優秀な女性には手が出ず、恋愛にはひどく受け身。そんな草食系が蔓延する一方、向上心旺盛な女性たちはせっせと自分磨きにいそしんでいる。
一方、中国の女性はどうか。ある人気お見合い番組では、「持ち家、車、地位、収入のない男性は結婚できない」とぼやく参加者がいたが、世の女性は必ずしも男性の経済力をあてにしているわけではない。ただ、自分としっくり合うパートナーを求めているだけなのに、多くのキャリア女性が向かい合う現実は、「優秀な女性などではなく、やさしく従順な女性を妻に」と願う男性たちだ。
筆者は最近、めでたく独女を卒業したアラサーの友人の新居を訪れた。古ぼけた借家につつましく暮らす彼女。しかし、彼女の夫は手づくりの料理で筆者をもてなし、そのお宅はあたたかい家庭のムードに包まれていた。ホンモノの幸せというものは、こうした何気ない普通の生活の中にあるものなのだ、とコラムの最後で独女たちにメッセージを送っている。(翻訳・編集/愛玉)
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