Record China 2006年12月28日(木) 8時33分
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中国シンクロ代表のヘッドコーチ就任が確定している井村雅代氏が、チームとの初会合を行った。井村氏は日本代表の前監督であり、今後、シンクロ界において中国が日本にとって脅威となることは間違いなさそうだ。
2006年12月26日、北京市内の中国国家体育総局で、中国シンクロ代表のヘッドコーチ就任が確定している井村雅代氏が参加し、チームの会合が行われた。井村氏と中国代表チームのスタッフおよび選手とは初の顔合わせとなる。会合後は、さっそく簡単な練習も行われた。
中国国内のメディアでは、井村氏が25日に北京入りするとともに、その代表コーチ就任のニュースを大きく取り上げ、報道している。井村氏は、1984年ロサンゼルス大会から2004年のアテネ大会まで日本代表の指導者としてメダル獲得に貢献してきた人物。アテネ大会では監督を務めるなど、日本シンクロ界にとってはまさに「育ての親」だ。その井村氏が、12月のドーハ・アジア大会で日本を破って優勝した中国チームのコーチに就任するとあって、注目度は極めて高い。
報道によると、2006年の9月ごろから中国体育総局のスタッフが井村氏に接触、数か月に及ぶ交渉の末、今回のコーチ就任に至ったという。12月のドーハ・アジア大会では、井村氏も現地でその瞬間を見守っており、すでに念頭には中国チーム強化の構想を描いていたのかもしれない。
井村氏は、25日から1週間、北京に滞在の予定。この間、中国国家体育総局との正式な契約が行われることになっている。中国シンクロ代表のスタッフは、レコードチャイナの取材に対し、「井村氏のコーチ就任の意志はすでに固まっており、現時点で契約云々は問題にならない。後は詳細を詰めるだけ」と語った。
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