<レコチャ広場>日本の罠か中国の策略か?日中首脳会談ドタキャンの背景を探る―中国

Record China    2010年11月1日(月) 13時45分

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10月31日、鳳凰ブログのある記事は、ベトナム・ハノイ市で予定されていた日中首脳会談取り消しの背景を分析している。写真は10月16日、四川省成都市で行われた反日デモ。

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2010年10月31日、鳳凰ブログのある記事は、ベトナム・ハノイ市で予定されていた日中首脳会談取り消しの背景を分析している。以下はその抄訳。

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日中首脳会談について注意すべきは、日本側からは開催の情報が数多く報じられていた一方で、中国外交関係者及び官製メディアは一切報じていなかった点である。背景を読み解くには外国メディアの報道を参考にしなければならないが、その内容を全面的に信じることはできない。

さて、29日になって中国は突然、会談をキャンセルした。中国側は「日本が会談のムードを壊した」「東シナ海天然ガス田の共同開発で合意などのメディアの曲解報道が問題」と批判している。日本の福山哲朗・日本内閣官房副長官もAFP通信の誤報を指摘。AFP通信も後に修正報道を行っている。もっとも誤報が首脳会談をご破算にしたというのは、日本メディアの主張でしかない。

中国側が首脳会談を取り消した理由として、次の3点が考えられるのではないか。(1)AFP通信またはその他報道機関の黒幕は日本側。故意に情報を流し、前原外相が中国を「罠」にかけようとした。中国はやむなく首脳対談を取り消した。(2)AFP通信の報道が本当に誤報だったとしても、中国側は事実をねじまげた報道が日中両国民の反発を招くとして、デマの広がりを防ぐために首脳会談を取り消した。(3)中国の神経を逆なでにした前原外相の一連の行動は中国を怒らせた。外相会談後の首脳会談キャンセルで前原外相の失策となる。反中勢力の急先鋒であり、尖閣問題で中国に対して粗暴な態度を示してきた前原外相にお灸を据えることが目的だった。さて、どれがより真相に近いのだろうか。(翻訳・編集/KT)

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