中国のレアアース輸出規制は「ならず者経済」の所業だ―米ノーベル経済学賞受賞者

Record China    2010年10月27日(水) 12時18分

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26日、一財網は記事「クルーグマン、中国のレアアース輸出規制をならず者経済と批判=ネットユーザーの批判殺到」を掲載した。写真は2010年10月、湖北省でのレアアース探査。大規模なレアアース鉱床が発見された。

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2010年10月26日、一財網は記事「クルーグマン、中国のレアアース輸出規制をならず者経済と批判=ネットユーザーの批判殺到」を掲載した。

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先日、ノーベル経済学賞受賞者のポール・クルーグマン教授は、米紙ニューヨーク・タイムズにコラム「レアアース輸出規制から見る中国ならず者経済」を発表した。最近の日中対立で中国がレアアース輸出規制を報復手段として用いたことを取り上げ、中国はその経済力を政治問題にいつでも用いることを示したもので、世界貿易機関(WTO)ルールに背くものと強く批判している。

このコラムに中国ネットユーザーは反発。あるネットユーザーは「中国は世界のレアアース生産量の97%を担っているが、きわめて安価な価格での輸出を余儀なくされている。段階的に輸出を制限するのは当然のことで、しかも段階的に縮小するなど配慮を見せている」と反論した。さらに過激な批判もある。別のネットユーザーは、クルーグマンはならず者経済学者に過ぎず、コラムは単なる妄言に過ぎないと怒りをあらわにした。(翻訳・編集/KT)

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