Record China 2010年10月27日(水) 13時55分
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26日、広州アジア大会の開催を来月に控えた広東省広州市で、「空気の質」をきれいに保つための最後の仕上げが始まった。人工的に雨を降らせ、汚れた空気を一掃する案も浮上している。写真は広州の夜景。
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2010年10月26日、広州アジア大会の開催を来月に控えた広東省広州市で、「空気の質」をきれいに保つための最後の仕上げが始まった。人工的に雨を降らせ、汚れた空気を一掃する案も浮上している。南方網が伝えた。
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広東省環境保護庁は広州アジア大会の競技開催都市である広州市、仏山市、東莞市、汕尾市の環境当局と合同で記者会見を開き、「空気の質」をきれいに保つための各都市の取り組みを報告した。同庁の陳光栄(チェン・グアンロン)副庁長によると、珠江デルタ地域を対象に会期中は揮発性有機化合物(VOC)を含むペンキを使用した内装工事を禁じるほか、車両規制も実施。また、10月31日までに省が定める環境基準を満たしていない企業については、生産停止処分とする。
このほか、大気中の二酸化硫黄、二酸化窒素、粒子状物質の濃度を重点観測地点などで毎日測定し、1日の平均値が国家2級基準(人体の安全に問題がない)をクリアするようにする。「秘密兵器」として人工的に雨を降らせて大気中の汚染物質を洗い流すという案も出ている。広州アジア大会の開催期間は11月12〜27日。アジア版オリンピックとも呼ばれる国際スポーツ大会で、日本は725人におよぶ代表選手団を送り込む。(翻訳・編集/NN)
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