中国が突然の利上げ=米メディアがその意図を分析―香港メディア

Record China    2010年10月22日(金) 12時49分

拡大

21日、香港評論通訊社は、中国の利上げに関する米メディアの評論を伝えた。19日、中国人民銀行は0.25%の利上げを発表したが、メディアは突然の発表の意図を分析している。資料写真。

(1 / 4 枚)

2010年10月21日、香港評論通訊社は、中国の利上げに関する米メディアの評論を伝えた。

その他の写真

20日付米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは、「中国は通常、同時に二つの政策を実施することはない。利上げをした以上、人民元切り上げはゆるやかな調整が続くと見られる」と分析した。同紙によると、利上げの目的は不動産市場の加熱と消費者物価指数(CPI)上昇を抑制するためのもの。一方でG20サミットを前に利上げを敢行することで、米国による人民元切り上げ圧力を回避する狙いもあるという。

米テレビ局CNBCは、「米国の人民元切り上げ圧力、そしてまもなく開催されるG20ソウルサミットをにらんだもの。金利引き上げは政治的な要素が強い」と分析している。G20サミット前に中国はさらなる対策に踏み出すとの見方も強い。中国金融業界は人民元レート変動幅の拡大が発表されるのではないかと見ている。(翻訳・編集/KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携