ナンバープレートに「4」と「9」は不人気すぎて廃止へ―北京市

Record China    2010年10月21日(木) 16時46分

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19日、中国では新車購入時、車両ナンバーを購入者自身が選ぶことが可能だが、4を含むナンバーは縁起が悪いと避けられていた。このため、北京市では、4と9を含むナンバーを車両ナンバーバンクから取り消すこととなった。写真は中国の車両ナンバー。

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2010年10月19日、中国新聞網によると、中国では新車購入時、車両ナンバーバンクより選出された10のナンバーから購入者自身が選ぶことが可能(「十選一」)だが、そのうち、4を含むナンバーは縁起が悪いとして避けられていた。このため、北京市車両管理所は、4と9を含むナンバーを車両ナンバーバンクから取り消すこととなった。

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北京市車両管理所は2007年7月12日より「十選一」制度を導入。新車購入時にナンバーを選ぶことが可能で、買い換え後もそのナンバーを使用することができる。自動車購入者にとっては一生つきまとう数字となることもあるだけに、慎重な選択が行われている。

ナンバーバンクからまずなくなるのは、中国人にとってのラッキーナンバーとも言うべき、6と8。一方、4や9はなかなかなくならないという状態で、バンクに残されている90%は、4が末尾に来るナンバーだ。

北京では車両ナンバーに基づく交通制限が行われているが、4や9が末尾に来るナンバーを対象に運転を禁止する日には、交通量が激増する。車両管理所によると、「北京市内には現在、456万台の車両がある。1日あたり20%が交通制限を受けている計算になるが、末尾番号4と9の車両に運転規制を加える日には、(対象車両が少ないため)実質、規制をかけないも同然の交通量になっている」という。(翻訳・編集/小坂)

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