パリの街に映える少林拳

Record China    2006年5月8日(月) 0時22分

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近年、中国と外国の文化交流枠が大きくなったことで、少林拳の師範がヨーロッパ諸国に招待され授業を行う例は増えている。釈恒君法師は、Les Temps du Corps協会に誘われ、一年間の契約で授業を受け持つ事になった。 中国と大きく文化の異なるフランスでの生活に多少戸惑っている釈恒君法師だが、パリの街中でも毎日欠かさず座禅を組み、修行を怠ることはない。

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中国の少林拳(しょうりんけん)は中国のみならず、東洋文化に興味のあるヨーロッパ諸国にも人気がある。現在、フランス、パリの第10区「Les Temps du Corps協会」では、週に一回、釈恒君法師による少林拳の授業が行われている。少林拳とは中国河南省にある少林寺を祖とする拳法。日本の少林寺拳法とは開祖も異なり、別物である。釈恒君法師は6歳からカンフーを勉強し、18歳に中国河南省の少林寺に入門、現在、四つの寺院の管理を受け持つ少林拳の僧侶である。

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釈恒君法師はLes Temps du Corps協会で年齢順に分けた三つのクラス(15歳以下・15〜30歳・30歳以上)を受け持ち、それぞれに対し、毎週一回一時間半の授業を行っている。授業内容は理論的な東洋仏教の講義、気功、少林拳の練習と広義に渡り、生徒が受ける授業は三週間のプログラムになっている。短い時間だが、フランス人の生徒たちには「健康的だ」と反応も良い。

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