2010年10月19日、世界的なドル売り傾向によって国際原油価格が上昇を続けていることから、中国国内でも石油製品の値上がりが懸念されている。早ければ10月20日にも実施される見通しで、値上がり幅は4〜5％程度になりそうだ。中国の各メディアが伝えた。

指標となる北海ブレント・ドバイ・チンタの3つの国際原油市場の価格変動率は13日の時点で2．43％に達しており、このまま高止まりが続けば20日にも当局が価格調整を認める4％に達する見通しだ。

業界のアナリストの予想では、値上がり幅は4〜5％ほどで、1トンあたり200〜300元程度高くなるとみている。すでに遼寧省、河南省などでディーゼル用軽油の値上げが始まっており、一部地域では過去最高価格をつけている。（翻訳・編集/JX）