Record China 2010年10月18日(月) 6時52分
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14日、中国の特許申請件数が2011年にも日本や米国を抜いて世界一となる可能性が高いことが分かった。写真は開発に力を入れる中国企業。
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2010年10月14日、米CNNのニュースサイトによると、中国の実用新案・特許申請件数が2011年にも日本や米国を抜いて世界一となる可能性が高いという。15日付で環球網が伝えた。
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中国は最近多くの“称号”を獲得している。今年1月には、ドイツを抜いて「世界最大の輸出国」となった。同8月には、日本を抜いて「世界第2の経済体」と称された。そして来年には、日本と米国を抜いて「世界最大の特許申請国」となる可能性が高い。
中国は1985年に初の特許に関する法律が施行されて以来、特許分野における進歩が目覚しい。中国政府が補助金や奨励など様々な形式でイノベーションを推進してきた成果でもある。
知的財産に関する国連の専門機関である世界知的所有権機関(WIPO)によると、世界の08年の特許申請件数の成長率は過去最低だった。日本は前年比1.3%減、韓国は同1.1%減、米国は前年とほぼ横ばいだった。一方、中国は同18.2%増と大きく増加。09年も多くの国の申請件数が減少する中で、中国は同8.5%の成長を記録した。
しかし、問題点もある。WIPOのデータでは、中国の08年の実用新案申請数は前年比24.4%増だが、米国など世界の大部分の国では認められないものが多い。また、中国の知的財産権保護に関する法律は比較的厳しいが、法律の執行率は高くないという。(翻訳・編集/HA)
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