<国勢調査>一人っ子政策違反を正直に申告したら罰金を軽減―中国

Record China    2010年10月13日(水) 21時21分

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12日、中国国家統計局の馬建堂局長は今年10年ぶりに実施されている国勢調査で、一人っ子政策違反の子供を正直に申告した場合、「社会扶養費」の額を低くすると述べた。写真は一人っ子政策を呼び掛けるスローガン。

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2010年10月12日、中国国家統計局の馬建堂(マー・ジエンタン)局長は、中国で今年10年ぶりに実施されている国勢調査で一人っ子政策違反の子供を正直に申告した場合、「社会扶養費」の額を低くすると述べた。中国新聞社が伝えた。

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中国は夫婦1組につき原則として子供を1人しか持てない「一人っ子政策」をとっており、2人以上生んだ場合は罰として年収の3〜10倍の「社会扶養費」が徴収される。これを逃れるため、2人目以降は出生届を出さないケースが後を絶たず、戸籍のない「闇っ子」の存在が早くから問題視されてきた。

馬局長は「国勢調査と一人っ子政策違反は全く別の問題だが、正直に申告するには勇気がいると思う」と述べた上で、「1人目でも2人目でも3人目でも、すべて中華人民共和国の人間だ。正直に申告した場合は社会扶養費の額を低くする。分割払いも認める」と呼び掛けた。罰則を緩めることで、「闇っ子」の数も含めた正確な人口を把握したい考えだ。(翻訳・編集/NN)

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