サザビーズの香港オークション、中国本土の収集家が最大勢力に―中国紙

Record China    2010年10月12日(火) 22時33分

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8日、米競売大手のサザビーズが香港で開催するオークションで、中国本土の収集家の新規参入が増えており、その落札総額は全体の約半分を占めるまでになった。写真はサザビーズ09年秋季オークションの出品作品。

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2010年10月8日、米競売大手のサザビーズが香港で開催するオークションで、中国本土の収集家の新規参入が増えており、その落札総額は全体の約半分を占めるまでになった。北京商報が伝えた。

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中国経済が強みを増すにつれ、中国本土の収集家の購買意欲も急激な高まりを見せている。サザビーズがアジアでオークションを開催するようになってから30年。これまでは香港の収集家が主力を占めていたが、サザビーズ香港アジア地区の程寿康(ケビン・チン)CEOによると、今年の春季オークションではその立場が逆転。落札総額が全体に占める割合は本土収集家が42%、香港の収集家が40%という結果となった。

中国本土の収集家がサザビーズで落札した合計額がアジア地区全体に占める割合は、2006年の15%から現在は50%にまで上昇。サザビーズにとって香港はニューヨーク、ロンドンに次ぐ世界第3の重要拠点となっている。記事によると、AFP通信は中国本土の収集家が急増した理由を「中国が豊かになり、芸術を楽しむ品格を身に付け始めたから」「中国が世界の強国になったことを誇示するため」などと分析している。(翻訳・編集/NN)

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