Record China 2010年10月8日(金) 11時6分
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5日、米ゴールドマン・サックス社のチーフエコノミスト、ジム・オニール氏が中国は2010年〜2011年も10%前後の経済成長を維持するとの予測を明かした。写真は10年5月、江蘇省南京市街頭の不動産デベロッパー広告。「バブルって甘い」というコピーが躍る。
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2010年10月5日、米ゴールドマン・サックス社のチーフエコノミスト、ジム・オニール氏が「中国の経済成長が世界を大きく変えている」と指摘し、2010年〜2011年も10%前後の経済成長を維持するとの予測を明かした。新華網の6日付の報道。
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5日夜に英国で行われた講演においてオニール氏は、中国経済も世界的金融危機の影響から免れることはなかったものの、その後は国内消費を重視した経済政策によりV字型の急速な復興を遂げることに成功したとし、その経済力は勢いを失っていないと指摘。
また、中国が世界経済に与える影響力は日に日に高まっているとし、中国経済の繁栄が世界経済の復興にも寄与していると指摘した。例えば、EUの製造業大国・ドイツは対中輸出で、英国は大勢の中国人留学生受け入れによる教育産業振興でその恩恵を受けている。世界トップクラスの経済成長率は今後も保持され、今後10年は安泰だろうとの見方を示す。
労働力コストの上昇や環境問題などが中国の経済成長の足かせとなる可能性もあるが、「中国政府は適切に対処できるだろう」と話したという。(翻訳・編集/岡田)
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