<中華経済>中国最大の合成ゴム工場完成、輸入依存脱却へ―中国

Record China    2010年10月8日(金) 5時25分

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7日、遼寧盤錦和運実業集団傘下の振奥化工有限公司が、合成ゴムの一種であるイソプレンゴム(IR)の大規模生産に着手したことが分かった。

2010年10月7日、遼寧盤錦和運実業集団傘下の振奥化工有限公司が、合成ゴムの一種であるイソプレンゴム(IR)の大規模生産に着手したことが分かった。中国の各メディアが伝えた。

現在はIRやブチルゴム(IIR)の生産に必要な原料の異性化装置が稼動しており、年間生産量は28万トンに上る。今後はさらに62億元を投資して年間生産量40万トン規模のIR生産拠点を建設する計画で、合成ゴム工場としては国内最大となる。

高級合成ゴムは航空宇宙、軍艦の製造に必要な精密材料。中国では自動車工業の急成長に伴い、自動車タイヤ向けの需要が急増中。タイヤだけで年間30万トン以上の需要があるが、IIRの70%、ハロゲン化ブチルゴムでは100%を輸入に頼っている状態だ。(翻訳・編集/JX)

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