Record China 2010年10月7日(木) 9時51分
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2日、中国の海洋石油資源開発の技術面を担当している李緒宣氏がインタビューに答え、中国の海洋天然ガス資源の7割が深海域に存在していると語った。写真は南シナ海のトンキン湾油田。
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2010年10月2日、揚子晩報によれば、中国の海洋石油資源開発の技術責任者・李緒宣(リー・シューシュエン)氏がインタビューに答え、今年10〜11月までに海洋石油生産高が5000万tを超える見込みだと話したほか、中国の海底天然ガス資源についても語った。
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2008年の時点で、中国の海域の主要な調査面積はおよそ25万7000平方キロメートル。確認埋蔵量は原油14億バレルを含む合計21億200万バレルと見られている。このうち渤海湾の確認埋蔵量は10億6500万バレルで、確認埋蔵量の50.67%を占め、その他は南シナ海西部と南シナ海東部が45.79%、東シナ海が3.57%となっている。天然ガス資源の多くは深海域に存在しており、中国ではおよそ70%が海底に眠っているという。
また、新たなエネルギー源として注目されているメタンハイドレートも海底の堆積物中に存在しており、中国でも2007年に南シナ海北部を中心に発見されており、期待が高まっている。メタンハイドレートとはメタンを中心にその周囲を水分子が囲んだ氷のような結晶で、石油や石炭と比べてCO2の排出が少なく、地球温暖化対策に有効だとされている。(翻訳・編集/岡田)
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