<中華経済>広東初のEV路線バスが開通、20台を運行―中国珠海市

Record China    2010年10月5日(火) 22時5分

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1日、広東省珠海市の路線バス会社・珠海公共汽車公司は、路線バスに電気バスを投入した。電気バスの投入は同省で初めて。第1陣として既存路線2本に20台を投入した。

2010年10月1日、広東省珠海市の路線バス会社・珠海公共汽車公司は、路線バスに電気バスを投入した。電気バスの投入は同省で初めて。第1陣として既存路線2本に20台を投入した。2日付羊城晩報が伝えた。

電気バスは、第一汽車集団系列の一汽客車(無錫)公司と、地元バスメーカー・広通汽車公司がそれぞれ製造した2車種。全長は一汽客車製が10.5メートル、広通汽車製が11.5メートルとなる。2車種ともに珠海銀通新能源汽車有限公司が開発した電池を採用し、時速ゼロから50キロメートルまでに加速するのにかかる時間は18秒と、国家基準の30秒を大きく短縮させた。

珠海銀通新能源汽車の魏銀蔵董事長によると、一汽客車製は8時間の充電で150キロメートルを走行可能。広通汽車製は1回の充電で250キロメートル走行できる。電気バスの投入で、1台当たりガソリン消費を4万リットル、二酸化炭素の排出を0.1トン削減できるという。

珠海市政府によると、同市には現在、約100路線に2600台のバスが投入されている。2015年までには1000台を液化天然ガス(LNG)燃料の低公害型バスに、1600台を電気バスに変更する計画で、2012年は路線バスの半数を新エネルギー車にする中期目標を掲げている。(翻訳・編集/JX)

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