<レコチャ広場>現代中国人が抱える「7つの病」

Record China    2010年10月5日(火) 23時26分

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26日、「現代中国の7大病」と題した記事が中国のブログサイトに掲載された。筆者はあくまでも個人的な視点であると断りながらも、こうした現象に深い感慨と悲しみを覚えると嘆いている。写真はゴミが散乱する南京市内の観光地。

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2010年9月26日、「現代中国の7大病」と題した記事が中国のブログサイト・鳳凰博報に掲載された。筆者はあくまでも個人的な視点であると断りながらも、こうした現象に深い感慨と悲しみを覚えると嘆いている。

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筆者が挙げた「現代中国の7大病」は以下の通り。

1.社会道徳に欠けている

―北京五輪効果は持続しなかった。海外で成金根性を爆発させるのも恥ずかしい限り

2.パクリは犯罪だという自覚がない

―実は「強盗」というれっきとした犯罪だ

3.著作権意識が低い

―無断で翻訳した著作物や海賊版DVD、CDはいまだにあちこちで目にする

4.地方出身者への差別が凄まじい

―格差拡大で地方の貧乏者層は蔑みの対象に

5.他人の価値観は尊重しない

―基準は「自分がどう思うか」、背後に強力なコネがある場合はもう怖いものなし

6.物質的に豊かになった結末は「仁義」の欠落

―道端で倒れている人も見ても素通り、「当たり屋」の老人もいるから下手に手を出せない

7.歴史・文化を尊重しない

―貴重な歴史建造物も「発展」の名のもとにあっけなく破壊、海外に出てもその国の歴史や風習を大事にするという考えはもちろんない

国全体の道徳レベルを向上させるには1人1人の努力が不可欠。スローガンを掲げて終わりではなく、日常生活の中で少しずつ気を付けていくことが大切なのではないだろうか、と筆者は呼び掛けている。(翻訳・編集/NN)

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