<尖閣問題>国慶節連休中の海外旅行先、日本は大幅減、台湾と韓国は大幅増―中国

Record China    2010年10月4日(月) 11時52分

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3日、シンガポール華字紙は、国慶節(建国記念日)の連休中に日本を旅行する中国人観光客は、尖閣諸島沖での衝突事件の影響で大幅に減少する見込みだと報じた。写真は9月10日、アモイで開かれた第6回海峡旅行博覧会。

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2010年10月3日、シンガポール華字紙・聯合早報(電子版)は、国慶節(建国記念日)の連休中に日本を旅行する中国人観光客は、尖閣諸島沖での衝突事件の影響で大幅に減少する見込みだと報じた。

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記事によると、今年全体で海外旅行に出かける中国人観光客の数は前年同期比約30%増の延べ5000万人、消費総額は同約10%増の420億ドルに達する見込み。中でも国慶節はハイシーズンになる。だが、日本行きだけは尖閣諸島沖での中国船衝突事件の影響を受け、大幅に減少する見通しだ。アモイ空港では9月1日以降、日本に向かった中国人観光客の数が前年同期比151%も減少。アモイの旅行関係者によると、5月のゴールデンウィークにアモイや福建省泉州市周辺から日本に向かった人の数は海外旅行客全体の2番目に多かったが、国慶節連休はほぼゼロに近い状態にまで落ち込んだ。

中国本土の観光客が日本旅行に行かなくなったことで恩恵を受けるのが台湾と韓国だ。国慶節の連休中、台湾へは前年同期比2倍の1日平均3000人、韓国へは延べ6万人が訪れると見られている。(翻訳・編集/NN)

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