2010年10月、韓国紙・朝鮮日報によると、ソウル市政府は中国人観光客の誘致を進めるため、ビザ免除を推進する意向を示している。2日、中国新聞網が伝えた。

【その他の写真】

9月30日、ソウル市は「今年8月より中国人観光客向けビザ取得基準が緩和されたが、中国人観光客数は同月、前年比51％増を記録している。中国人旅行客向けに中長期的なビザ免除制度を推進し、東南アジアにもビザ取得基準緩和を実行することが政府との交渉で決まった」と発表した。

また増加する旅行客に対応するべく、新築ホテルの建ぺい率制限緩和、駐車場設置台数の緩和、学校から200メートル以内のホテル建設禁止制限の緩和なども実施される見通しだ。このほかにも中国人観光客の満足度が高いレストラン100店舗をソウル旅行レストランとして選出するなど、中国人招致に力を注いでいる。（翻訳・編集/KT）