2010年9月30日、中国国営新華社通信（電子版）によると、中国人観光客の乗ったバスが右翼団体の街宣車に取り囲まれるなどの騒ぎを受け、国家観光局が日本への旅行の際は安全に気を付けるよう呼び掛けた。

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記事によると、福岡県で29日、中国人観光客の乗ったバスが右翼団体の襲撃に遭い、これを受け、同局が30日に日本に滞在中または日本への旅行を予定している中国人観光客に対し、安全に注意するよう呼び掛けた。これに加え、日本滞在中に緊急事態に陥った場合は、中国大使館や中国領事館に連絡するよう促した。

また、記事は「最近、日本の右翼団体が長崎と福岡の中国総領事館に自分たちで作った燃焼物を投げ込んだり、中国人観光客の乗ったバスを取り囲んだりした」と報じた上で、中国外交部の姜瑜（ジアン・ユー）報道官が30日、「このような非友好的な不法行為に断固反対する。日本側が適切な措置をとり、中国の公館や機関、中国人の安全を確保するよう希望する」と述べたと伝えた。（翻訳・編集/NN）