2010年9月28日、中国共産党は中央政治局会議で、中国共産党の第17期中央委員会第5回全体会議（五中全会）を10月15〜18日の期間に北京で開催することを決定した。人民網などが伝えた。

五中全会では、第12次5カ年計画（2011〜15年）の基本方針が策定される。台湾紙によると、第12次5カ年計画では、省エネ・排出権削減が現在より一層重視され、ペースも速まる。

次期計画ではまた、2011年から投資分野での改革が行われ、民間資本の投資奨励のほか、地方政府による投資の管理強化が行なわれる。

このほか、都市と地方、地域間、産業分野別、個人間の収入格差問題も、次期計画中に段階的に解決を図る。

台湾紙によると、政治局の9人は中国各地でそれぞれ現地調査を行っている。次期・国家主席候補とされる習近平・国家副主席は、以前の任地である福建省で、台湾との貨物や人員の往来について調査を行い、共産党が台湾を重視する姿勢をアピールした。（翻訳・編集/JX）