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ダチョウ1羽を半年飼育し、市場に出荷すると800元(約1万2000円)の利益。
2006年12月20日、山東(さんとん)省聊城(リャオツェン)市の李村にお邪魔したレコードチャイナのカメラマンは、ダチョウに楽しくエサ与えている蒋保彪(ジアング・バオ・ビオラ)さんに出会った。実はこのダチョウ、ペットではなく、間もなくカラダの肉は食用に、皮は高級バッグの材料として高く売られてしまうダチョウくん。蒋保彪さんはダチョウを飼育して生計をたてているのだ。
ダチョウたちは自分にとって宝物だと、彼は言った。1羽を半年飼育し、市場に出荷すると800元(約1万2000円)の利益、中国ではなかなかの高収入というだけあって、彼の住んでいるこの村では、このダチョウの飼育業が今、大流行している。昔はウシやヒツジなどの飼育が主だったのが、現在、村の850世帯でダチョウの飼育が行わるほどの人気ぶりだ。蒋保彪さんはもちろん、ダチョウとの生活に大満足。多くの村民たちもダチョウがこの村の暮らしに、さらなる潤いをもたらすことを期待している。
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