チベット鉄道がネパール国境沿いまで延伸、インドが影響力低下を懸念―中国メディア

Record China    2010年9月28日(火) 14時25分

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26日、中国チベット自治区ラサとネパール国境沿いのシガツェを結ぶ「拉日鉄道」の着工を受け、インドが警戒心を強めている。写真はラサ市ダムシュン(当雄)県付近の青海チベット鉄道。

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2010年9月26日、中国チベット自治区ラサとネパール国境沿いのシガツェを結ぶ「拉日鉄道」の着工を受け、インドが警戒心を強めている。27日付で環球網が伝えた。

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拉日鉄道は青海チベット鉄道の延長線。インドメディアは、これにより中国とネパールのエネルギー交流はさらに緊密化し、インドのネパールへの影響力は確実に弱まるとの懸念を示している。

26日付インド紙ヒンダスタン・タイムズは、中国が近年、チベットやウイグルの交通インフラ整備に力を入れているのは「有事の際、これら辺境地区に武器や部隊を迅速に投入できるようにするため」と報じた。

また、27日付ザ・タイムズ・オブ・インディアは、今回の青海チベット鉄道延伸で中国のネパールに対する影響力は格段に強まり、インドの怒りを倍増させたと指摘。ネパールは中国から石油製品を輸入しやすくなるため、インドへの依存度は確実に弱まることが予想される、との懸念を示した。(翻訳・編集/NN)

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