対日と対米で全く違う顔を見せる中国!外交がより巧みに―米紙

Record China    2010年9月27日(月) 19時41分

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25日、中国は相手国によって態度を変えるという以前よりも柔軟性に富んだ外交手腕を発揮するようになったと米紙が報じた。写真は中国外交部の姜瑜副報道局長。

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2010年9月25日、米紙ニューヨーク・タイムズは「中国の3つの顔」と題した記事で、中国は相手国によって態度を変えるという以前よりも柔軟性に富んだ外交手腕を発揮するようになったと報じた。中国新聞社が伝えた。

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記事は昨今の複数の国際ニュースで見せる中国外交の臨機応変さに米国人は舌を巻いていると指摘する。尖閣諸島沖での中国船衝突事件では強硬な姿勢を見せ、レアアース(希土類)の日本への輸出を停止。領土問題が存在するかのように騒ぎ立て自らに有利な方向に持っていこうと目論んでいる。一方、人民元切り上げ問題で中国に制裁を加えようとしている米国に対しては、正面衝突を避け米国の注意を他へそらす作戦を展開。そして、北朝鮮やイランに対しては調停役として、自らの安全のためこれらの国の安定を守っている。

記事は、経済力と軍事力の台頭を果たした中国はお決まりの外交パターンを改め、より複雑な出来ごとにも細かく対処できるようになったと指摘。米国の学者たちは米中関係をより操りやすくするため、その原因について研究を開始したという。記事はまた、現在の世界情勢は三次元空間にある碁盤のようだとした上で、中国人は独自の方法で用心深く行動している、と指摘した。(翻訳・編集/NN)

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