Record China 2010年9月28日(火) 7時0分
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26日、中国は大気汚染物質である微小粒子状物質(PM2.5)の大気中濃度が世界で最も高い地域であることが、米航空宇宙局(NASA)が発表した世界の大気汚染地図によって明らかになった。写真は北京。
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2010年9月26日、中国は大気汚染物質である微小粒子状物質(PM2.5)の大気中濃度が世界で最も高い地域であることが、米航空宇宙局(NASA)が発表した世界の大気汚染地図によって明らかになった。網易探索が伝えた。
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PM2.5とは、大気中の粒子状物質のうち粒径2.5μm以下の小さなもので、肺の奥深くまで入りやすいことから健康への悪影響も大きいと懸念されている。大気中濃度が高いということは、それだけ汚染が深刻であることを意味する。
NASAが発表した2001−2006年の大気汚染地図によると、PM2.5の大気中濃度が最も高かったのは北アフリカと中国の華北、華東、華中地域だった。世界保健機関(WHO)はPM2.5の年平均値が10マイクログラム/立方メートル以下であれば安全との指針を定めているが、中国のこれら地域は50〜80マイクログラム/立方メートルに達し、サハラ砂漠よりも高い数値を記録した。
PM2.5の発生源については今のところ確定されていないが、中国東部とインド北部に関しては発電所、工場、自動車の排ガスなどが主な原因と考えられている。NASAはこの結果を基に、人体への具体的な影響についても調査を進める予定。(翻訳・編集/NN)
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