Record China 2010年9月27日(月) 10時0分
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23日、駐米中国大使館によると、現在中国に留学する米国人学生のうち3分の1が経済、農業等を専攻しており、これまで中国語などが中心だった外国人留学生の専攻に変化が。写真は天津医科大学を卒業する外国人留学生。
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2010年9月23日、駐米中国大使館によると、現在中国に留学する米国人学生のうち3分の1が経済、農業等を専攻しており、これまで中国語などが中心だった外国人留学生の専攻に変化が出てきている。24日付で中国新聞社が伝えた。
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記事によると、現在、米国人留学生の専攻分野は考古、歴史、経済、経営、ビジネスなど多岐にわたり、取得する学位も学士にとどまらず修士、博士の増加も顕著だという。これは米国以外の留学生にも共通する傾向だとみられている。
同大使館の尤少忠(ヨウ・シャオジョン)公使は、「改革開放以降、中国人が米国に留学するというパターンが主だったが、ここ数年は米国からの留学生が増加しており、2国間の教育交流に変化が表れている」と指摘した。5年前には留学先に中国を選ぶ米国人学生はわずか3000〜4000人だったが、現在は2万人にまで増加しており、中国で学ぶ米国人留学生数は韓国に次いで第2位となっており、3位以下は日本、ベトナム、タイと続いている。
尤公使は、オバマ政権による中国への留学生を10万人にまで引き上げる計画が数字となって表れていると分析、これにより今後中米関係はさらに発展が期待できる、とこれを歓迎している。
今年は中国が初めて外国からの留学生を受け入れた年から60周年を数える。1950年、旧ソ連と東欧からの留学生33人から始まった留学生受け入れが、現在は延べ170万人を記録している。09年には、190の国と地域から24万人近い留学生が、31の省、自治区、直轄市の600か所あまりの大学、研究所等で学んでいる。(翻訳・編集/中原)
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