Record China 2010年9月21日(火) 13時30分
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19日、中国で富裕層の増加に伴い、個人が雇用するプライベート・ボディーガードの需要が急増している。写真は鄭州の会社社長とボディーガード。
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2010年9月19日、米紙ワシントン・ポストによると、中国で富裕層の増加に伴い、個人が雇用するプライベート・ボディーガードの需要が急増している。20日付で環球網が伝えた。
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記事によると、中国のボディーガードは、たくましくいかにもそれと分かる米国のボディーカードとは異なり、普段は運転手、秘書、助手、保母などを兼務することが多く、女性のボディーガードも少なくない。また、中国のボディーガードは武器を携帯しておらず、長年の武術訓練によって得た技で相手の攻撃をかわし制圧する。
経済の発展に伴い、中国ではすでに数百万人が富裕層の仲間入りをしている。こうした富裕層を狙った暴力事件や誘拐事件も多発しており、ボディーガード産業への需要が急増している。業界関係者は「ボディーガード産業の発展は、富裕層の自分自身や家庭の安全に対する危惧を反映している」と分析する。
一方、中国政府は、急速に発展しているボディーガード産業に対する管理を強化し始めている。現在の中国の法律ではボディーガード会社は“グレーゾーン”に属しており、同産業を制約する統一した基準・規定はない。
記事は「犯罪の増加につれて、中国の富裕層の多くは目立つことや贅沢な行為を控え始めている」と前置きした上で、「続いて訪れるのはボディーガード産業発展のチャンスであり、より多くの富裕層がボディーガード会社による保護を求め始めている」と結んでいる。(翻訳・編集/HA)
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