ネットショップオーナー、手荷物で粉ミルク317缶を持ち込み=個人郵送物輸入税で摘発―福建省アモイ市

Record China    2010年9月16日(木) 22時48分

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15日、福建省アモイ市税関はこのほど、中国系米国人による粉ミルク317缶の持ち込みを摘発した。個人郵送物輸入税改訂後、初の摘発となった。写真は中国メーカー・雅士利集団製粉ミルク。先日、リコールした製品の包装だけ変えて再出荷した疑惑が報じられた。

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2010年9月15日、福建省アモイ市税関はこのほど、中国系米国人による粉ミルク317缶の持ち込みを摘発した。個人郵送物輸入税改訂後、初の摘発となった。中国広播網が伝えた。

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摘発された中国系米国人は乳幼児用品を扱ったネットショップのオーナー。ニューヨーク発香港経由アモイ行きの航空便に乗っていたが、税関で海外メーカーの粉ミルク317缶を所持しているのが発見された。

中国ではネットショップなどの個人輸入を対象に9月1日より個人郵送物輸入税を導入している。近年、代理購入など海外からの個人輸入が流行している。当局は免税額を従来の10分の1となる50元(約630円)に設定、それ以上の金額の物品については関税が徴収される。摘発されたネットショップオーナーは、関税を避けるべく荷物として粉ミルクの持ち込みを図ったものと見られる。

メラミン汚染粉ミルク事件や女性ホルモン混入疑惑など、中国人消費者の国産粉ミルクに対する不信感は根強い。そのため高価だが安全な外国製粉ミルクの需要が高いという。(翻訳・編集/KT)

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