「国営企業は年5000社が倒産」元国資委主任、ダボス会議で発言―中国

Record China    2010年9月16日(木) 8時7分

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14日、中国・天津市で開催中の第4回夏季ダボス会議で、元・国資委主任の李栄融氏が「中国では毎年、国営企業約5000社が倒産している」と明かした。写真は第4回夏季ダボス会議の会場。

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2010年9月14日、中国・天津市で開催中の第4回夏季ダボス会議で、元・中国国務院国有資産監督管理委員会(国資委)主任の李栄融(リー・ロンロン)氏が、「中国では毎年、国営企業約5000社が倒産している」と明かした。京華時報の報道。

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「国営企業にも勝者と敗者がいる。改革開放政策の実施以来、多くの国営企業が倒産した。02〜09年には年5000社というペースだ。ただ、それは各地に分散しているからそれほど目立たなかったかもしれない。しかし、米国でエンロンやリーマン・ブラザーズが破たんし、我々がショックを受けたのと同じように、倒産する企業というのに規模の大小は関係ない」と、その実情を明かした。

李氏が考える企業存続の原則は「企業内の規律を保つ」。これが行き渡っている企業は生き残り、それが守れない企業は早晩、淘汰されるとして、規律ある企業の発展が重要だと強調した。(翻訳・編集/愛玉)

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