クレジットカード所有枚数、10年後には米国抜いて世界一へ―中国

Record China    2010年9月13日(月) 9時0分

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10日、中国は2020年にクレジットカード所有枚数が8〜9億枚に達し、米国を抜いて世界最大のクレジットカード大国になると見込まれている。写真は中国のVISAカード。

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2010年9月10日、マスターカード・ワールドワイドは上海で、中国は2020年にクレジットカード所有枚数が8〜9億枚に達し、米国を抜いて世界最大のクレジットカード大国になる、との予測を発表した。中国新聞社が伝えた。

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同社中国法人によると、07年のクレジットカード発行枚数は7500万枚。09年には1億6000万枚を発行、今年は2億3000万枚に達するとの見通しだ。さらに、09年のクレジットカードによる取引額も07年の3倍を記録した。2025年には発行枚数は11億枚、取引額は2兆5000億ドル(約210兆円)に上ると予測されている。

急成長する中国のクレジットカード市場は、急速な都市化によるものと同社は分析。過去22年間で、中国の都市住民の割合は17.9%から39%にまで増加したが、同様の過程に米国は80年、日本は30年かかっているという。中国では現在約6億人が都市に居住し、都市化の速度は50%に迫る勢いだ。

中国の都市人口は2025年に9億3000万人となり、1人当たりGDPも1万9000ドル(約160万円)程度に達し、中等先進国の仲間入りをすると予想されている。それに伴うクレジットカード業界の成長も見込まれている。(翻訳・編集/中原)

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