芸術も中国の時代=世界トップ10コレクターに中国人が初選出―米誌

Record China    2010年9月12日(日) 22時30分

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米美術誌「Artnews」8月号は「世界コレクタートップ10」「2010年世界トップコレクター200」を掲載した。トップ200には中国人2人がランクイン。うち1人は第6位と初めてトップ10圏内に入った。写真は世界のコレクター6位にランクインした劉鑾雄氏。

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米美術誌「Artnews」8月号は「世界コレクタートップ10」「2010年世界トップコレクター200」を掲載した。トップ200には中国人2人がランクイン。うち1人は第6位と初めてトップ10圏内に入った。2010年9月11日、広州日報が伝えた。

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コレクタートップ10の首位を飾ったのは、ロシアの大富豪ロマン・アブラモヴィッチ氏。2位にルイ・ヴィトンとクリスチャン・ディオールを経営するベルナール・アルノー夫妻、3位が米投資家のレオン・ブラック夫妻とそうそうたるメンツが並ぶなか、6位に中国不動産業の劉鑾雄(リウ・ルアンシオン)氏がランクインしている。

続々と新たな富豪が登場する中国では、美術品市場も活発な動きを見せている。今や1000万元(約1億2400万円)程度の値を付ける中国画などざらにある。昨秋、今春の2回のオークションだけで、1億元(約12億4000万円)以上の値をつけた美術品が6点も出現している。

ただし世界的には中国人コレクターの認知度はまださほど高くないという。その理由は、中国人コレクターの多くは中国の美術品を対象としているため。西洋の絵画など従来のマーケットとはまだ距離があるようだ。(翻訳・編集/KT)

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