小学校の国語教科書に「台湾」が頻出、「両岸同胞の心が1つに…」―中国

Record China    2010年9月11日(土) 9時17分

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8日、中国本土の小学校の国語教科書に、台湾にかかわる記述が頻出するようになった。写真は安徽省の小学生。

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2010年9月8日、中国本土の小学校の国語教科書に、台湾にかかわる記述が頻出するようになった。環球網が伝えた。

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今学期から1年生の国語の教科書には「ようこそ、台湾のお友達」、4年生の教科書には「海峡をまたいだ命の橋」など、いずれも台湾とのかかわりを強調する内容の文章が収録された。これについて台湾の与党・国民党系の新聞「聯合報」は、「両岸(中台)の交流が盛んになるにつれ、来るべき融和に備え、小学生のうちから台湾を身近な存在として教えようとしているのだろう」と好意的に報じている。

「船よ、白い帆をあげて台湾に向かっておくれ。台湾のお友達を乗せたら、私たちの学校に連れてきておくれ。そして、私たちは両手をしっかりと握りしめ、積もる話に花を咲かせるでしょう」。これは、北京、天津など複数の小学校で、1年生の国語の教科書に載っている一文だ。2年生の教科書では、台湾の有名な観光地・日月潭が紹介されている。

4年生の教科書には18歳の本土少女が台湾青年から提供された骨髄を移植され、命が助かったという感動的なエピソードがつづられている。「小銭(少女の名前)は助かった。両岸の家族同胞の愛情が海峡をまたぐ命の橋を架けた。小銭はこの(骨髄を提供した)台湾青年と永遠に会えなかったかもしれない。だが、それはさほど重要ではない。なぜなら、両岸同胞の心が1つに結ばれたのだから…」

記事によると、これを読んだ台湾人ビジネスマンは「なんと友好的な文章なのだろうか」と感心したという。(翻訳・編集/NN)

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