中国の高速鉄道、南アへの進出が決定―中国紙

Record China    2010年9月3日(金) 20時41分

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1日、世界第2の鉄道建設グループである中国中鉄はこのほど、アフリカ最大の銀行、南アフリカ共和国のスタンダード・バンク・グループと、同国の高速鉄道敷設に関する覚書を締結した。写真はケープタウン。

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2010年9月1日、世界第2の鉄道建設グループである中国中鉄はこのほど、アフリカ最大の銀行、南アフリカ共和国のスタンダード・バンク・グループと、同国の高速鉄道敷設に関する覚書を締結した。証券日報が伝えた。

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スタンダード・バンク・グループは8月31日、「中国中鉄と鉄道ネットワークとインフラ建設の融資に関する覚書をすでに締結したが、現段階では具体的なプロジェクトには言及していない」と発表。

一方、中国中鉄の李長進(リー・チャンジン)会長は、同社と南アフリカ政府が8月25日、同国の高速鉄道ネットワーク建設プロジェクトに関する覚書を締結したことを明らかにした。投資規模は300億ドルだという。

中国の高速鉄道は最近、国内での活発な敷設が目立つだけでなく、海外への進出も著しい。中国国内では、「中国鉄道中長期発展計画」の公布に伴い、2020年までに全国規模の高速鉄道ネットワークを完成する計画が進められており、今年下半期(7−12月)だけでも総額5521億3000万元(約6兆9016億円)、月平均約920億元(約1兆1500億円)の投資を予定している。

海外進出に関しては、中国は7月13日にアルゼンチンと投資額100億ドルの覚書を締結。さらに、中国国内の高速鉄道網を延長することによって、最短で2025年までにロシア、中央アジアおよび東南アジア17か国と結ぶ鉄道ネットワークの完成を目指しているという。(翻訳・編集/HA)

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