<日中ハイレベル経済対話>日本の求めるレアアース輸出規制緩和は先送りに―北京市

Record China    2010年8月29日(日) 17時55分

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28日、「第3回日中ハイレベル経済対話」が北京で開催された。焦点となっていた中国のレアアース(希土類)輸出規制緩和については、継続的な協議で同意されたものの、緩和には応じなかった。写真は江蘇省連雲港市の港に積まれた輸出用のレアアース。

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2010年8月28日、日中の主要閣僚が経済問題について意見を交わす「第3回日中ハイレベル経済対話」が北京で開催された。焦点となっていた中国のレアアース(希土類)輸出規制緩和については、継続的な協議で同意されたものの、緩和には応じなかった。28日、BBC放送中国語サイトが伝えた。

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日本からは岡田克也外相をはじめ、野田佳彦財務相、直嶋正行経済産業相など6閣僚が出席。中国からは王岐山(ワン・チーシャン)副首相のほか閣僚級8人が出席した。省エネ・環境協力、次官級会合の開催、中国国内の物流や流通環境の改善、日中韓自由貿易協定(FTA)の共同研究推進など5分野7項目で合意した。

しかし、焦点とされていたレアアースの輸出規制緩和については、中国は「環境保護と資源枯渇の懸念」を理由に輸出規制は必要との認識を示し、協議は今後の次官級会合に委ねられることとなった。(翻訳・編集/KT)

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