夜間・濃霧下の着陸に失敗、旅客機爆発炎上で43人死亡―黒竜江省伊春市

Record China    2010年8月25日(水) 9時34分

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24日午後10時、黒竜江省伊春市の空港で、ハルビン発伊春行きの河南航空機VD8387便が着陸に失敗、爆発炎上した。25日午前2時時点で43人の死亡が確認された。

2010年8月24日午後10時、黒竜江省伊春市の空港で、ハルビン発伊春行きの河南航空機VD8387便が着陸に失敗、爆発炎上した。25日午前2時時点で、乗客乗員96人中、43人の死亡が確認された。新華網が伝えた。

空港に着陸しようとした旅客機だが、滑走路から1.5キロ離れた草地に激突、機体が断裂し、爆発炎上した。断裂した際に一部の乗客は外に投げ出されたという。乗客91人、乗員5人が搭乗していたが、うち43人が死亡、53人が救助された。

25日付財新網によると、問題の航空機はブラジル・エンブラエル社製のE190型機。2008年に中国の航空会社に導入されたばかりだった。事故が起きた伊春空港は2009年8月の開港。同空港に路線を持つ南方航空黒竜江省支社は、開港直後、不慣れな新空港のリスクを考え、夜間及び降雨時のフライトを禁止するよう通達していた。救援作業の指揮を執る黒竜江省公安庁の孫邦男(スン・バンナン)副庁長は取材に答え、事故当時、空港には霧がかかっており、視界は300メートル以下だったと話している。なお現時点で当局は事故原因の詳細を発表していない。(翻訳・編集/KT)

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