飛躍するドラゴンと沈みゆく太陽=長期低迷する日本から得た教訓―英紙

Record China    2010年8月23日(月) 19時38分

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17日、英紙タイムズは記事「飛躍するドラゴンと沈みゆく太陽」を掲載した。日銀の失策でデフレ退治に失敗し、また移民受け入れなどの必要な改革を行わなかったことが日本の問題だと指摘している。写真は中国製玩具。

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2010年8月17日、英紙タイムズは記事「飛躍するドラゴンと沈みゆく太陽」を掲載した。20日、環球網が伝えた。以下はその抄訳。

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1978年の改革開放以後、一定の制約を課しつつも自由経済へと移行した中国。1990年代以後、劇的な飛躍を遂げた。一方、日本はバブル退治に失敗。ある日本政府の官僚は「中国、インドが目覚めた今、日本は病院で寝たままだ」と自嘲する状況にある。

停滞から20年、日銀はいまだデフレを解決できないでいる。栄光の製造業は新たなイノベーションを達成できず、中韓の低価格商品の攻勢にさらされている。高齢化問題の解決では女性労働力の有効利用が提言されているが、いまだかたくなに移民を拒み続けたまま。高齢化などさまざまな問題を抱えたまま、日本は必要な改革をできぬまま停滞している。

5年前、日本のGDPは中国の2倍だった。その差をわずか5年で逆転されたことは私たちに教訓を与えている。ただただ過去を守ろうとして改革の好機を逃せば、その傷みはかつての栄光の時代以上に長引くであろうという教訓を。(翻訳・編集/KT)

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