<中華経済>IGCC発電所、11年に稼働、中国華能集団が独自開発―天津市

Record China    2010年8月21日(土) 19時11分

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18日、中国最大の電力会社である中国華能集団が天津浜海区で建設を進める石炭ガス化複合発電(IGCC)技術を採用した環境対応型発電所が2011年6月に稼働する見通し。

2010年8月18日、中国最大の電力会社である中国華能集団が天津浜海区で建設を進める石炭ガス化複合発電(IGCC)技術を採用した環境対応型発電所が2011年6月に稼働する見通しであることを、中国の各メディアが伝えた。中国企業が知的財産権を保有する初のIGCCプラントとなる。

同プロジェクトは中国の第11次五カ年計画(2006〜10年)期間中のハイテク計画(863計画)に指定されている。現在は基礎工事が終わり、2010年内に設備の搬入を終える。発電能力は年間12億キロワット時を計画する。

同プロジェクトの建設・運営を担当する華能(天津)煤気化発電有限公司の毛巍総経理によると、IGCCプラントは出力能力が同じ火力発電プラントに比べ、二酸化炭素の排出量を約20万トン、窒素酸化物を25%削減でき、二次汚染もない。(翻訳・編集/東亜通信)

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