2010年7月末、中国の繊維企業・山東如意が日本のアパレル大手・レナウンの筆頭株主となった。両社は今年5月に業務提携することに合意しており、レナウン社は中国企業傘下で経営立て直しを図ることになる。しかし、以上のようなケースはレナウンだけではない。レコードチャイナ編集部ではこのような「中国企業の日本買い」についてアンケートを実施した。

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以下4つの質問を投げかけ、7月20日〜8月14日の期間に1548人の回答を得た。集計結果は以下の通り。

■中国企業の日本買いを脅威に感じますか？

はい―67．7％

いいえ―32．3％

■メリットはあると思いますか？

双方にメリット― 33．0％

中国にメリット―53．0％

日本にメリット―3．0％

双方にデメリット―11．0％

■中国企業による日本企業の買収や合併は今後も続くと思いますか？

続く―73．3％

続かない―26．7％

■日本企業が生き残る道は？

業界再編―48．8％

中国進出―11．8％

差別化戦略―38．4％

人員削減―1．0％

◆レコチャのアンケートとは：08年から実施。中国に関連した時事的なテーマについてインターネットのレコードチャイナのサイト上で投票を受け付けている。実施ペースおよび投票期間は不定。特定の回答者による不正回答を防ぎできるだけ公正な結果を導くため、有効回答は1人1回までに制限。10年8月現在、地球温暖化について投票を受け付け中。（Record China）