ブッシュ元大統領「北京五輪にはパラシュートで飛び降りたい」―北京市

Record China    2006年12月16日(土) 18時23分

拡大

ブッシュ元大統領が北京市で行ったあるスピーチは、学生に一緒にパラシュートしようと呼びかける、ユーモラスな内容だった。

(1 / 5 枚)

2006年12月14日、現アメリカ大統領の父である、今年82歳を迎えたジョージ・ブッシュ元大統領が、北京市にある中国科学院大学院で「新世紀の中米関係」というスピーチを行った。

その他の写真

それによるとブッシュ元大統領は、妻のバーバラ・ブッシュさんを連れて北京オリンピックを見に中国を訪れる際に、学生たちと一緒にパラシュートを楽しみたいと考えているそう。「2008年6月5日、中国科学院大学院の優秀な若者に、パラシュートを付き合ってほしい」と茶目っ気たっぷりにスピーチした。

ブッシュ元大統領自身、第二次世界大戦中の1944年9月2日、乗っていたヘリコプターが太平洋上で日本軍に襲撃され、パラシュートで飛び降りてなんとか逃れたことがあった。この体験の記憶が、今回の発言につながったものと思われる。84歳になって、なぜそこまでやりたいのか。この質問に対しては、「パラシュートはスポーツの中でも最もスポーツらしいものです。84歳の年寄りといっても理想や冒険の精神は忘れていないからです」と述べた。

ブッシュ元大統領は退任後計15回中国を訪問しており、今回は中国人民対外友好協会の招きで中国を訪問している。北京時間13日の夜、胡錦濤(こきんとう)国家主席はブッシュ元大統領と会談し、2008年に家族と一緒に中国に来るようにと誘った。ちなみに、ブッシュ元大統領の講演が終わったときに、中国改革開放論壇の鄭(ジャン)理事長によると、ブッシュ元大統領はアメリカが2008年の北京オリンピック時に中国を訪れる、観光代表団の名誉団長になるそうだ。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携