Record China 2010年8月15日(日) 9時47分
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11日、中国の高速鉄道の総営業距離が6920kmに達し、現在建設中の高速鉄道の総延長距離が1万km以上であることが分かった。写真は北京と上海を結ぶ高速鉄道の敷設現場。
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2010年8月11日、中国鉄道部運輸局の蘇順虎(スー・シュンフー)副局長は、鉄道部高速鉄道連絡会の席上、中国の高速鉄道の総営業距離がすでに6920kmに達し、現在建設中の高速鉄道の総延長距離が1万km以上であることを明らかにした。中国の高速鉄道は営業距離が世界最長、営業速度が世界最速、建設規模が世界最大だという。12日付で中国証券報が伝えた。
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現在、中国で営業に投入されている高速鉄道車両は355組で、うち時速250kmの車両が234組、時速350kmの車両が121組。これまでの安全走行の累計距離は2億8000万km、輸送客数は延べ5億人以上に達している。
一方、中国鉄道部政治部宣伝部の郭文強(グオ・ウェンチアン)副部長は、中国の鉄道部門の今後の発展計画について、2段階に分けて次のように説明した。
まず12年までに、鉄道の総営業距離を11万km以上とする。そのうち新たに建設する高速鉄道は1万3000kmを占め、近隣の省都(=日本の県庁所在地に相当)同士を1〜2時間、省都と周辺都市を30分〜1時間で結ぶ鉄道ネットワークを実現する。また、北京と全国ほとんどの省都を8時間以内で結ぶ交通圏を確立する。
次の段階では20年までに、鉄道の総営業距離を12万km以上とする。そのうち新たに建設する高速鉄道は1万6000km以上で、既存路線の高速化などにより快速旅客鉄道ネットワークの総延長距離を5万km以上とする。これにより全国のすべての省都と人口50万人以上の都市を結ぶことが可能となり、鉄道ネットワークは総人口の90%以上の人口分布地域をカバーすることになる。(翻訳・編集/HA)
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