2010年8月8日、中国工業信息化部（工業情報化部）は、生産能力廃棄の対象となる生産過剰18業種の計2087社の名簿を発表した。対象企業は今年9月末までに過剰設備の停止が義務付けられる。中国の各メディアが伝えた。

対象企業数は業種別でセメント（762社）、製紙（279社）、染物（201社）、コークス（192社）、製鉄（175社）など。地域別では河南省（230社）、山西省（226社）、浙江省（180社）などとなっている。

国務院は今年5月初め、政府各部門と各地区に対し、年内に18業種の生産能力を廃棄する方針を通達した。工業信息化部は、同月末までに高炉鉄鋼、電炉鉄鋼、セメント、製紙、ガラス、電解アルミニウムの6業種の廃棄目標を設定した。（翻訳・編集/東亜通信）