Record China 2010年8月6日(金) 21時58分
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7日、台湾の人気歌手アンジェラ・チャンが2度目の台北アリーナ公演を行う。実母との確執問題を乗り越え、「ステージのわたしは生まれ変わったわたしです」と気丈に宣言している。
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2010年8月7日、台湾の人気歌手アンジェラ・チャン(張韶涵)が2度目の台北アリーナ公演を行う。5月の北京から始まったツアーもひとつのピークを迎えるが、アンジェラがここにたどり着くまでにはさまざまな曲折があった。「ステージのわたしは生まれ変わったわたしです」とのアンジェラの宣言がこれをよく表している。台湾・聯合報の報道。
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09年9月、アンジェラの実母が一家の財産から1億台湾ドル(約2億8000万円)を持ち逃げしたとして騒動となり、母娘の確執問題に発展した。母親が資産を持ち逃げしたのは、アンジェラが心臓疾患の治療のために単身でカナダに滞在していた数か月間のこと。帰国すると、これまで母親名義で貯めてきた預金が、母親自身とともに蒸発していたのだ。アンジェラの家庭は父親が心臓疾患を患っており働くことができず、彼女は18歳のデビュー以来、ずっと一家の大黒柱となって両親や兄弟を支えてきた。
事件を機に、アンジェラが実家への仕送りをストップすると、母親は「扶養義務の放棄」と娘に噛みつき、さらにはアンジェラの薬物使用疑惑を吹聴するなどしたため、アンジェラの芸能人としてのキャリアは危機に立たされることになった。
そんなスキャンダルを経ての復活。醜聞を経ての活動再開には、チャリティー活動への参加やCM出演など、“イメージを上げ、徐々に露出を増やしていく”スタイルが王道だが、アンジェラはそれをしなかった。チケットの売り上げに不安の残る中、コンサートツアー決行というかたちで見事に復帰を果たしたのである。
それでも母娘スキャンダルについての記者らの追撃は執拗だ。そんな質問攻撃にも真正面から応じたアンジェラは、「人生はすべてが順調というわけにはいかないもの。わたしはデビューしてすぐに成功をつかんだ、ただそれだけですでに神様に愛されていると言っていい。家族のスキャンダルが露見した当時、真っ先に支えてくれたファンの人たちにお礼を言いたい。ステージのわたしは、すでに生まれ変わったわたしです。もしも家庭の問題が永遠に解決しないとしても、自分自身が誤ったことをしていないのなら、わたしはいつでも勇気を持って立ち上がります。萎縮したり諦めたりはしないわ」と、気丈に宣言した。(翻訳・編集/愛玉)
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